藤が丘で暮らそう –Living in Fujigaoka–
トリビア

名古屋市営地下鉄東山線、本郷駅と上社駅のあいだの秘密

今日は、藤が丘の隣の駅、本郷駅のトリビアをご紹介します。

隣の駅というと、遠く感じるかもしれませんが、意外と近いんです。藤が丘駅と本郷駅のあいだの線路はぐるっと住宅地を取り囲むように走っているので、二つの駅は直線距離で1kmしか離れていないんですよ。フジミコも、子どもが保育園に入る前に、本郷駅前の託児所を半年ほど利用していたんです。

さて、そんな名古屋市営地下鉄・東山線の本郷駅ですが、やっぱり地下鉄なのに地上を走っていますね。しかも、高架になっています。でも、藤が丘のあたりとは、だいぶ景色が違うんです。 なんで景色が違うんだろう?

先日、この辺りを散歩していて「あっ!」と気がつきました。およそ700mしかない本郷駅と上社駅の間の高架は、川のうえを走っているんですね

フジミコ撮影

この橋は「本郷橋」。植田川が、こんなところを流れているんですね。

植田川というと、南隣の名古屋市天白区に植田川の流域に「植田」という地名があります。名東区に流れているのは、少し意外でした。

名古屋市営地下鉄東山線が、1969年までに星が丘から東へ延伸された時、建設費用が安く済むので、地下ではなく地上が選ばれたという話はいろいろなところに書かれています。 地上で、しかも川に沿ってその上に線路を走らせた、というのも、もしかしたら建設費を安く済ませるためのアイディアだったのではないでしょうか? 河川の用地買収ってどうなっているのか、よくわからないのですが……。

今日は、本郷駅と上社駅のあいだの線路は植田川の真上を走っている、というトリビアをご紹介しました。 ぜひお散歩してみてください!