地下鉄東山線のテーマカラーは黄色ではない?
こんにちは。
藤が丘駅は、名古屋市営地下鉄の東山線の始発駅です。 名古屋市の地下鉄は、路線ごとに色分けされています。路線図をみるとよくわかりますね。
遠くから来た友人や親戚に「黄色い地下鉄に乗って」「赤い地下鉄に乗り換えて」と、色で案内するケースも多そうですね。外国人のかたにも説明しやすいかもしれません。
でも、地下鉄東山線って、黄色じゃないんです。
実は東山線のカラーは、ウィンザーイエローという、おしゃれな名前の色なんですよ。 聞き慣れない名前の色です。
ウィンザーという品のある名前に、もしや……?と思い、調べてみたら、ウィンザーイエローは、イギリスに由来するお色でした。 ウィンザーイエローは、1832年にロンドンで創業された「ウィンザー・アンド・ニュートン」という高級水彩絵具の会社が創り出して売り出した、独自色のようです。
ウィンザーというのは、この会社を創業したウィリアム・ウィンザーという科学者の名前に、ちなんでいます。しかもイギリス、ロンドンで発明されたなんて、素敵ですね。
昔の記事を探していたら、こんなものがありました。 地下鉄東山線のカラーは「当初、エメラルドグリーンとあわせて候補に考えていたが、車両は地下だけでなく地上を走る構想もあったことから、ウィンザーイエローのほうが選ばれた。」(文春オンライン 2017/11/15の記事)
えっ〜、エメラルドグリーンだったら、東山線は雰囲気がかなり違ったでしょうね!
今までは、ただの黄色だと思っていた地下鉄が、これはウィンザーイエローなんだ!って思うと、急にお洒落な感じがしてきますね。自慢したくなります。 今日は、地下鉄東山線は、ウィンザーイエローというイギリスに由来するテーマカラーなんだよ、というトリビアをご紹介しました。 ぜひ実際の車両で確認してみてくださいね。