藤が丘のシェアサイクル事情
名古屋はどちらかというと自動車での移動がメインになりがちですが、名古屋市内は名鉄協商が運営する「カリテコバイク」というシェアサイクルのサービス地域になっています。藤が丘近隣にもポートがいくつかあり、実際に使ってみたのでレポートします。
藤が丘駅を中心にして、徒歩5分圏内ぐらいに4つのポートがありました。
登録はスマホアプリのみ、会員登録とクレジットカードを登録するとすぐ使えるようになります。最初の30分が165円、以降30分ごとに110円の料金がかかり、最大料金も設定されています。コインパーキングと同じような感じですね。利用料金には損害保険料が含まれており、万が一の事故の場合にはそれが適用されます。(詳しくは公式サイトのよくある質問へ)
貸出・返却ポートは基本的に名古屋市内なのですが、近隣だと長久手市のあぐりん村や愛・地球博記念公園西、イオンモール長久手にもポートがあります。乗り捨てができないので、往復して元のポートに返却するか別のポートに返却するかどちらかになります。
アプリを登録し、乗りたい自転車をアプリから予約します。実際にポートに行って予約した自転車のQRコードを読み取り解錠すると自転車が使えるようになります。
返却可能数が「可」になっていればポートに空きがあるので自転車を返却することができます。貸し出し可能数に数字が入っていても、バッテリーの残量が少ない場合があるので事前にアプリから確認が必要です。
この日は20分ほど近隣を走ってみました。基本料金内だったので引き落としは165円でした。本郷にある名東区役所に行って証明書類をとって帰ってくる、ぐらいなら地下鉄の片道料金が210円なので往復してもお得になります。名東区役所の駐車場は数が少なく狭いのですが、自転車だと安心ですね。
別の日にイオンモール長久手に行った時にポートの場所を確認してきました。リニモ長久手古戦場駅のバスロータリー側、イオンモール長久手駅前棟の駐輪場の一角にあります。藤が丘駅から長久手古戦場駅までリニモを使った場合の料金が往復で480円です。同じルートをGoogleマップの自転車使用で検索すると片道20分かからないぐらいなので、カリテコバイクを使うとちょっとだけ安くなりますね。お天気が良い日に運動がてら使ってみるのも良いかもしれません。
引っ越してきたばかりで自転車も車も無い、タクシーを使うほどの距離でもない、ちょっとそこまで使ってみたい、なんていう時にカリテコバイクはどうでしょうか。
【公式サイト】名鉄協商のシェアサイクル・カリテコバイク